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熊本市で「親子で遊んで学ぶ防災スクール」 避難所生活を体験

参加者全員で、ペットボトルランタンをともす様子

参加者全員で、ペットボトルランタンをともす様子

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 親子向け防災イベント「防災SCHOOL(スクール)」が12月27日、くまもと県民交流館パレア(熊本市中央区手取本町)で開催された。主催は熊本県危機管理防災課。

当日の様子

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 防災を身近に感じ、家庭での備えにつなげてもらうことを目的に企画し、今回が第2弾。当日は小学1年~5年生の児童と保護者、計50人が参加した。

 企画・運営は、防災に関する講演やワークショップを手がけるNPO法人「ソナエトコ」(熊本市北区龍田4)が担当。「親子で遊んで学ぶ」をテーマに、避難所生活を安全・安心に過ごすための体験型プログラムを用意し、参加者は避難経路探索やペットボトルランタン作り、救急法、ダンボールベッドの組み立てなどに取り組んだ。

 避難経路探索では、会場フロアの平面図を使い、消火器や消火栓、非常ベルには赤、非常口や階段には緑、水が出せる場所には青のシールを貼りながら確認。同法人理事長の水野直樹さんは「避難所生活だけでなく、旅行先のホテルなどでも事前に確認してほしいポイント。もしもの時に備えて意識してもらえれば」と話した。

 ペットボトルランタン作りでは、ペットボトルとLEDライトを使い、底に色を塗って水を入れたオリジナルランタンを制作。暗くした部屋で、それぞれのランタンに明かりをともし、非常時の照明としての活用を学んだ。

 救急法とダンボールベッドの組み立て体験は、元消防士の坂田健志さんが担当。三角巾を使った応急手当の方法を紹介したほか、家族で協力してダンボール製の簡易ベッドを組み立てた。参加者からは「想像以上にしっかりしている」と驚きの声が上がった。

 水野さんは「2026年で熊本地震から10年を迎える。発災当時に比べると防災意識が薄れがちになっている今、こうした体験を通して家族で防災について考えるきっかけになれば」と話す。

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