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熊本市中央公民館で地域と企業を結ぶ事業 最終回で成果発表

交流会に集まった地域・企業・学校関係者

交流会に集まった地域・企業・学校関係者

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 熊本市中央区まちづくりセンター主催の「地域と企業などを結ぶ応援事業」の報告会が2月14日、熊本市中央公民館(熊本市中央区草葉町)で開催された。

当日の様子

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 「つながる中央区」をテーマに、地域課題の解決に向けて地域団体と地域貢献に関心を持つ企業・大学などをつなぐことを目的とする同事業。2025年度は全5回シリーズでワークショップを重ね、この日、その成果を発表した。当日は、地域活動に従事する人や企業、学校関係者ら34人が参加。NPO法人「ソナエトコ」理事長の水野直樹さんがコーディネーターを務めた。

 冒頭で中央区役所区民部長の大田就久さんは「2024年から始めた同事業だが、2024年度の17事業を大きく上回る32事業が2025年度に実施された。地域が課題を抱え込みすぎないよう、企業や学校が気軽に連携できる体制をつくりたい。区としても、それぞれを丁寧につなぐ役割を今後も担っていきたい」とあいさつした。

 成果発表では、碩台校区、トヨダ体育教室、ルーテル学院大学が協力して実施した「わくわくこどもプロジェクト」のほか、各地域で13回行われた「ソフトバンクのスマホ講座」、出水南校区5町内自治会とジェイコム九州による「電子回覧板」、城東さわやかクラブとセブン-イレブン・ジャパン、家族葬のファミーユとの連携事例などが紹介された。

 「わくわくこどもプロジェクト」について、碩台校区居場所作り委員会は、子ども向け企画がマンネリ化していたという課題を共有。ワークショップを通じて、体育指導を専門とするトヨダ体育教室が企画面で、教員志望の学生が在籍するルーテル学院大学が人材面で協力することになった。会議を重ねて内容を検討し、イベント当日は子ども23人、大人31人が参加。運動会では実施しないような競技も取り入れ、交流を深める一日となったという。

 水野さんは「今回発表された事例から多くの気付きがあったのでは。まずはまねするところから始めてみてほしい。意見交換の中で、自分たちだけでは思い付かないアイデアが生まれることもある。交流の場を大切にしてほしい」と呼びかけた。

 トヨダ体育教室の中島千恵さんは「自分たちの得意分野を生かして重ねることで実現できた事業。学生に一部の企画を考えてもらうなど、新たなアイデアも得られた。まずはやってみることが大事。今後もさまざまな地域や団体と連携していきたい」と意欲を見せた。

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