益城町出身のダンサー葉山悠介さんが手がけるコンテンポラリーダンスの映像作品「ten-dots Project(テンドッツプロジェクト)」のお披露目会が5月24日、益城町地域共生センター・カタル(益城町木山)で行われた。
作品は、熊本地震から10年の節目に、益城町を舞台に震災の記憶と日常のねぎらいをテーマに制作。4月14日から5回にわたり、ワークショップや震災遺構・当時の写真を見て学ぶ勉強会、撮影を行った。布田川断層帯や震災記念公園など益城町内の震災遺構を含む各所を舞台に、全編益城町で撮影している。
出演したのは、一般公募で集まった4歳から50代までの25人。葉山さんが振り付け・脚本を担い、鎌田優紀子さんが作曲、宮川伸吾さんが映像制作・撮影・編集を、それぞれ担当した。
葉山さんは「震災から10年という節目に何か作ってみたいと思った。イベントだと一日で終わってしまうが、映像は残る。今回のプロジェクトで益城町のことを改めて詳しく知ることができた。知ったうえで自分にできることも分かったと思う。自分の思いと町が残していきたいものが重なった作品を、多くの人に見てもらいたい」と話す。
作品はユーチューブなどSNSで配信するとともに、全国での葉山さんの舞台公演時にも上映する予定。