熊本市中心商店街のサンロード新市街(熊本市中央区新市街)で6月20日、「高校生は忘れない!第11回熊本城復旧チャリティーコンサート」が行われた。主催は熊本市新市街商店街振興組合、熊本地震復興支援コンサート委員会。
2016(平成28)年の熊本地震発生直後、高校生の発案でサンロード新市街で始まった同コンサート。熊本城の早期復興を願い、生徒が自作したメッセージボードを掲げながら募金箱を持ち、熊本城復旧支援金を募った。
出演したのは、慶誠高校吹奏楽部、熊本国府高校吹奏楽部、御船高校、東海大学付属熊本星翔高校吹奏楽部、千原台高校吹奏楽部、熊本中央高校吹奏楽部・合唱部、益城町立広安西小学校の7校258人。
オープニングで、高校生有志による委員会の副委員長で熊本国府高校吹奏楽部部長の下村歌音さんが「日頃の練習の成果を商店街の中で演奏できるのがうれしい。地域への感謝を忘れずに演奏するので、最後まで楽しんでほしい」とあいさつした。
コンサートでは、初めて参加した千原台高校が中央高校と合同で「ケセラセラ」、同じく初参加の東海大学付属熊本星翔高校は「風になりたい」などを演奏。各校が約20分、曲を披露し、フィナーレでは「三百六十五歩のマーチ」を全校合同で演奏した。
会場では演奏に合わせて手拍子が起きるなどにぎわいを見せ、募金は35万3,886円が集まった。
熊本中央高校教諭で実行委員長の森智也さんは「熊本地震から10年がたったが、熊本城の復興はまだまだ半ば。このコンサートを通して少しでも早い熊本城の復興に寄与できれば。初の試みとして小学生の参加もあり、これからも広がりを見せていきたい」と話す。