常清寺(熊本市南区川尻3)で7月10日、「能に触れ、学ぶ、ワークショップ」が行われる。
テーマは、日本の伝統文化から「生きる力」を学ぶ。集中して耳を傾けることや人を敬うこと、自分を表現すること、日本の文化や歴史を体験的に学ぶことを目的に、常清寺住職の金井俊行さんが、親子で参加できる体験型のワークショップを企画した。
講師を務めるのは、能楽師の佐野登さん。佐野さんは、東京芸術大学音楽学部邦楽科を卒業し、公益社団法人能楽協会の会員。重要無形文化財総合指定(能楽)保持者で、全国の小・中学校や高校、大学で能楽を通じた文化教育活動をしている。海外公演や国際交流事業にも参加し、日本文化を国内外に発信している。
佐野さんは「能楽は約700年受け継がれてきた伝統芸能で、礼節や思いやり、自然への畏敬の念など、日本人が大切にしてきた価値観が息づいている。ワークショップでは謡や所作の体験を通して、子どもの感性や表現力、集中力を育む内容を用意する」と話す。
金井さんは「能は決して難しいものではない。親子で一緒に学び、感じ、体験することで、普段とは違う発見や対話が生まれる機会になれば」と参加を呼びかける。
開催時間は19時~20時30分。対象は小・中学生と保護者、PTA関係者、地域住民。参加無料。