「いい歯の日」啓発イベントが11月8日、熊本市西区管内のセブン-イレブン5店で開催された。主催は熊本市8020健康づくりの会西支部、セブン-イレブン・ジャパン、ロッテ。
11月8日は「いい歯の日」。「いい歯を保ち、よくかむ習慣をつくることで健康になる」ことを市民に周知するのが狙い。イベントを行ったのは、城山半田店、上代2丁目店、二本木2丁目店、崇城大学前店、島崎3丁目店で、3者がコラボして実施するのは全国初。
上代2丁目店では店前に特設テントを設置。同支部の8020推進員が店に来たお客さまに声をかけ、そしゃくチェックガムをかんでもらう体験を促した。1分間かんでもらい、その色の変化でかむ力を確認。最初は緑色でかむ力が強いほど桃色になり、その力を5段階で確認。結果に応じて、かむトレーニング方法などをアドバイスをした。
セブン-イレブン・ジャパン総務法務本部・総合渉外部南九州ゾーン担当の北岡幸子さんは「店で介護食の取り扱いをしてほしいなど、地域での要望はさまざま。今年3月に開催された西区フェスタでそしゃくガムのことを知り、これはどの店でも展開できるし一緒に広げていきたいと思った。8020推進員の皆さまの協力ももらいながら、これからも多面的な展開ができれば」と意欲を見せる。
同支部の金田順子さんは「チラシなどの広報だけでかむことの大切さを伝えていくのは難しい。今回のような体験型だと足を止めて聞いてくれる。これからは校区単位でのイベントなどでも実施し、少しでも多くの人に関心を持っていただけるよう取り組んでいきたい」と意気込む。