「ごみ拾い わくわくウォークラリー」が1月13日、熊本・白川公園(熊本市中央区草葉町)周辺で開催された。主催は同園複合施設管理運営共同企業体。
「楽しくごみ拾いをして、まちをきれいに」をテーマに初開催。園内での清掃は行ってきたが、エリアを広げた清掃活動を通して地域交流、健康増進を図るのが狙い。市内在住の親子、大学生など11人が参加した。
当日は3班に分かれ、決められたエリアを自由に回ってごみ拾いを行った。参加者同士が声をかけ合いながら、約1時間にわたって行った。戻ってきた後、燃えるごみ、燃えないごみに分けた袋に入れたごみの重さを各班がそれぞれ計り、最も重かった班から用意された景品を選んだ。
姉妹と母親の親子3人で参加した姉の梶原ねねさんは「道路沿いのたばこの吸い殻や川沿いの空き缶は多かったが、全体的に思っていたよりもきれいだったし、ごみ拾いも楽しかった。ごみのポイ捨てがなくなるといいなと思った」と話していた。母親のまりさんは「子どもとごみ拾いをする機会はなかなかないので、貴重な体験になった。体も温かくなるしいい企画。次回も参加したい」と話す。
中央公民館の小島陽一館長は「今回は地域の清掃活動を当館が主体となってできればと、初めての企画を用意した。子どもから大人まで楽しんでもらえて良かった。定期的に開催できれば」と話す。