「わっかモン市~熊本市農業後継者クラブ農産物フェア~」が1月26日、びぷれす広場(熊本市中央区上通町)で開催された。
20~30代の若手農業後継者で組織する「熊本市農業後継者クラブ」の会員が、熊本市産農産物のPR、地産地消の推進、消費者との交流を目的に年に1度開催し、今回が7回目となる。同クラブは、中央支部、小山戸島支部、河内同志会支部、飽田支部、天明支部の5支部があり会員は計103人。近代農業の担い手として、資質向上や情報交換を行い、農業の発展を目的に活動している。
支部ごとに出店したブースでは、ピーマン、キャベツ、ミニトマト、白菜、大根、ニンジンなどを販売した。
同クラブの出口凌会長は「農業分野の人手不足が一番の課題。今回のような取り組みは、自分で育てた農産物を消費者に直接販売するいい機会。これからも会員や関係団体と連携し、おいしい野菜を作って、若い人に農業の魅力を伝えていきたい」と意欲を見せる。