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阿蘇くまもと空港でマラソン大会 県内外から700人超の参加

スタートを待つ参加者の様子

スタートを待つ参加者の様子

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 空港の滑走路を活用した「熊本空港マラソン」が5月31日、阿蘇くまもと空港(益城町)で開催された。

当日の様子

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 同大会は「空港を県内外の人に広く知ってもらう」「空港を活用して地域振興につなげる」「地域に親しまれる空港となる」ことを目的に開催。3回目を迎えた今回は、県内外から731人が参加した。

 スタートは空港が本格稼働する前の4時30分。開会式では実行委員長を務める熊本国際空港社長の山川秀明さんがあいさつした。コースには普段一般の立ち入りが制限されている空港の制限区域も含まれ、安全対策を徹底。コスプレやイヤホン・アクセサリーなどの装着が禁止され、厳格なルールの下で参加者は朝日に照らされながら、普段は決して走れない滑走路上など10キロのコースを笑顔で駆け抜けた。競技終了後には、スタッフが用意したカレーを振る舞われ疲れを癒やしながら交流を楽しんだ。表彰式と同時に開催された抽選会では、数人に賞品が贈られた。

 当日は、大学生や社会人ボランティア合わせて150人ほどが、セキュリティーチェックや案内誘導、コース警備などに当たった。セキュリティーチェックには金属探知機を使った。大学生の桑野陽菜さんは「県外からも大勢の人が来ていて驚いた。少し寒かったが、皆さんが楽しそうに走っていて、元気をもらえた」と話す。

 副実行委員長の佐藤雄一郎さんは「細かなルールを参加者がしっかり守ってくれたおかげで、今年も無事開催できた。3キロもの滑走路を走る大会は珍しく、空港職員のモチベーションにもなる。今後も国内外に空港の魅力を発信していきたい」と意欲を見せる。

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