![新鳥町商店街通りに設置された「新鳥町商店街食堂」と「福城屋」代表の小場佐さん](https://images.keizai.biz/kumamoto_keizai/headline/1638910661_photo.jpg)
熊本・新町の酒販店「福城屋」(熊本市中央区新町4、TEL 096ー352ー7076)に11月12日、冷凍食品のおつまみ専用自動販売機「新鳥町商店街食堂」が設置された。
熊本市で業務用食品の卸売業を手掛ける「吉平物産」(西区城山大塘2)のオリジナル冷凍食品自動販売機で、コロナ禍での新規事業として企画。同社の企画に賛同した「福城屋」の一角に設置した。
「新鳥町商店街食堂」には、飲食店へ卸す業務用冷凍食品の人気メニューから10品のおつまみをセレクト。24時間非対面での販売に加え、購入した商品を福城屋店内の電子レンジで温め、店舗外の「角打ち」スペースでクラフトビールやウイスキーなど店内のお酒と共に楽しむこともできる。
福城屋の小場佐文俊さんは「コロナ禍で食品卸業や酒卸業も大きな打撃を受けた中、吉平物産から自動販売機の新規事業の相談を受けた。当店も以前は業務用の販売が100%だったが、数年前に「角打ち」スペースを設け、一般のお客さまにもたくさん利用していただけるようになった。新鳥町商店街食堂は設置して間もないが、近所の方を含め幅広い世代の方に購入されている。新鳥町商店街食堂をきっかけに、たくさんのお客さまに来店していただければ」と期待を込める。
販売商品は、「若鶏竜田あげ」「砂肝炭火焼き」「ホルモン」(以上400円)など10種類。「新商品や売れ筋の商品を調べ、吉平物産と相談しながら定期的に商品内容も変更している。これから寒くなる時期はホルモンがお薦め。季節に応じてお客さまが喜ぶ商品を提供できれば」とも。
角打ちスペースは営業時間内の9時~20時に利用可能。