熊本・上通りに1月16日、焼き芋テ-クアウト専門店「芋ぴっぴ。熊本店」（熊本市中央区上通町、TEL 096-326-1234)がオープンした。

芋ぴっぴの商品と店内の様子

　同店は「OXY」(大阪府吹田市)が展開する愛媛県松山発の焼き芋テークアウト専門店で、九州では熊本が初出店となる。焼き芋をイメージした紫と黄色の店舗外観や内装が特徴で、糖度50度以上の「極密熟成焼き芋」と「映える」焼き芋スイーツメニューを販売する。

　素材のサツマイモは宮崎や茨城産の紅はるかを主に使用。温度15度、湿度85％以上の環境で3カ月間熟成、120度の低温で3時間かけじっくりと焼き上げることで、「デンプンの糖化が進みねっとりした甘みの強い焼き芋ができる」という。

　商品は「極蜜熟成焼き芋」(100グラム220円)のほか、焼き芋にカスタードクリームをのせ表面を焼いた「焼き芋ブリュレ」、バターと蜂蜜をかけた「焼き芋ハニーバター」、アイスをのせた「焼き芋アイス」（以上680円）。中でも注文を受けてから提供する「１㎜絹糸の紫芋とアイス」(1,300円)は、バニラアイスとホイップクリームの上に、紫芋のペーストをモンブランのように目の前で搾り出す工程が「映える」と、既存店で話題になっているという。

　同店の統括を務める専務取締役の平山さんは「『1㎜絹糸の紫芋とアイス』は、アイスと絶妙にマッチした紫芋のペーストのふんわりとした食感が人気。注文を受けて目の前で搾り提供するので目でも楽しめる。動画や写真などに撮って楽しんでもらえれば」と話す。

　営業時間は11時～19時。