熊本・細工町に2月5日、米カリフォルニア州に本社を置く自転車ブランド「スペシャライズド」の熊本県初のブランドショップ「スペシャライズド熊本」(熊本市中央区細工町4、TEL 096-288-1144)」がオープンした。「Pedaling the Planet Forward (ペダルをこいで地球を前に進めよう)」をビジョンに掲げる同ブランド。バイク、バイクパーツの総合商社「宮本輪業(南区田迎6)」が経営する。
城下町でもある細工町で、アメリカブランドであるスペシャライズドと和が融合した店舗がコンセプト。クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイク、e-Bike(電動アシストバイク)などのバイクのほか、映像や音、バイクの成約者に提供するコナコーヒーの独特の香りなど、「五感でスペシャライズドを体験できるストアになっている」という。
クロスバイクやロードバイク、キッズバイク、マウンテンバイク、e-Bike(電動アシストバイク)などを品ぞろえする。10万円台のエントリーグレードのバイクから、レース向けのハイスペック「S-Works」シリーズまで、さまざまなバイカーのニーズに合わせたバイクを並べる。その他、サドルやシューズ、エアロ性能を高めたヘルメット、ウェアやグッズも扱う。
独自のフィッティングシステムである「Ret?l(リトゥール)」も常設。 リトゥールではライダーの体のデータを計測後、世界中のバイカーのデータを基に、フィッターとのコミュニケーションを通じて、「より快適で、より高いパフォーマンスを発揮する」バイクポジションを作り上げることができるという。
宮本祐樹専務は「コロナ禍でバイク自体が世界的に品薄だが、オープンに合わせ他にはない品ぞろえを行っている。スペシャライズドはバイクを売って終わりのブランドではない。フレーム、サドルなどパーツや、グッズなどの販売だけで閉じず、メンテナンスやリトゥ-ルなど、バイクに関わる総合的なブランド。今後、試乗会やライドイベントを行っていく」と話す。
営業時間は11時~20時。火曜・水曜定休。