熊本市西区の「徳永酒店」(熊本市西区春日2、TEL 096-352-4591)で3月12日・13日の2日間、玉ネギを使ったクラフトビール「249(にしく)たまたまです」の販売会と試飲会が開かれた。
主催は熊本市西区クラフトビール協議会。知名度向上とブランド力向上を目的に、「西区の農水産物」を使ったクラフトビールをプロデュースしており、今回が第2弾となる。
今回は小島地域で生産が盛んな玉ネギを使用。同地域で玉ネギを生産している子出藤農園(小島下町)がSDGsの観点から、出荷に向かない玉ネギを提供した。
ビールは2日間で約300本が完売。両日共、先着50人が生ビールを試飲。原料となる玉ネギを揚げた「玉ネギフライ」と一緒に味わった。
イベントに参加した西区在住の中村さんは「第1弾の『のり』に続き、楽しみにしてここに来た。今回のビールは玉ネギの風味がほのかにする不思議な味わい。ビールを通して農水産物の魅力を発信する取り組みはとても面白い。限定数ではなく、継続的に販売されれば。第3弾も楽しみにしている」と期待を寄せる。