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「塩ぎょうざ」のテークアウト専門店「中川餃子製作所」が1周年 画図に2台目の自販機も

店舗の様子とスタッフのみなさん

店舗の様子とスタッフのみなさん

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「塩ぎょうざ」のテークアウト専門店「中川餃子製作所」(熊本市中央区帯山6、 TEL 080-3180-2343)が1月で1周年を迎えた。

商品とお店の様子

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 同店は、熊本産の素材をふんだんに使った「塩ぎょうざ」を、居酒屋「おるげんと帯山店」の敷地内にある直売所と冷凍自販機で販売する。看板商品の「伝説の塩ぎょうざ」(18個=500円、36個=980円)は、1971(昭和46年)年に熊本・城見町通りで営業していた「たら福ラーメン」の人気レシピを復刻し、改良を重ねて商品化したもの。餡(あん)は、熊本産のキャベツや豚肉「えころとん」と九州産の鶏肉を男池(おいけ)湧水群の天然炭酸水で仕込み、天草産の天然藻塩でギョーザのうまみを引き立てたという。

 直売所では、生ギョーザと冷凍ギョーザから選べ、オプションで追い塩の追加やタレで味変を楽しみたい客向けの「自家製レモンだれ」(450円)、「自家製レモン胡椒(こしょう)」「自家製レモンラー油」(以上480円)などのオリジナル手作り調味料もそろえる。塩ギョーザ6個入りの餃子弁当(小 380円)や塩ギョーザと春巻き、唐揚げが入った餃子弁当(500円)も人気だという。自販機では調理済みのレンチンタイプと家庭で調理するタイプの2種類の冷凍ギョーザを販売する。

 友口賀南子社長は、「熊本地震の後、紛失していたレシピが偶然見つかったことから、コロナ禍に何かできないかという思いも重なり、オープンに至った。ギョーザを通じて食卓に笑顔を届けたいと試行錯誤しながら1年間営業してきた。少しでも地域が元気になればと始めた飲食店とのコラボマルシェも、毎回たくさんのお客さまにお越しいただき感謝しかない。今後は子ども食堂へのギョーザの提供なども計画している。何らかの形で地域を元気にできる活動を続けていければ」と話す。

 昨年12月には、起業当初からゆかりのある、のりメーカー「通宝」の画図本社敷地内に冷凍ギョーザ自販機の2台目を設置。県内で展開するスーパーマーケット「イワサキエース」や「ゆめマート画図店」「ダイノブ」でも冷凍ギョーザの販売を始めた。「1周年を機に帯山エリア以外でも販売できるようになった。当店のギョーザの味が、世代を超えて家庭の思い出の味となってくれれば」とも。

 営業時間は11時~17時。

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