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熊本城ホールで宇土高「探究アワード」 探究活動を発表

3年生による課題研究成果発表

3年生による課題研究成果発表

 熊本県立宇土中学校・宇土高校の「UTO Well-Being探究Award」が7月23日、熊本城ホール(熊本市中央区桜町)で行われた。

当日の様子

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 同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)第3期の研究開発課題として、探究学習を通じた科学技術人材の育成に取り組んでいる。今回のアワードは、生徒の探究活動の成果を発表し、多様な参加者との交流を通じて学習内容を深める場として企画した。当日は、生徒や保護者、卒業生、教育関係者など約800人が集まった。

 「みんな参加型の循環型社会」と題した講演会では、「JEPLAN」(川崎市)の岩元美智彦会長が講師を務めた。岩元さんは2007(平成19)年に「日本環境設計(現・JEPLAN)」を創業し、衣類やペットボトルなどのリサイクルを通じた資源循環社会の実現に取り組んできた。取り組みの紹介の中で、マクドナルドと連携したリサイクル事業に触れ、参加したのは当初300人だったが、10年後には300万人に増えたことを紹介。仮説を立て、最初の一歩を踏み出し、徹底して取り組むことで結果につながると話した。このほか、循環型社会は環境保全だけでなく、大勢の人が参加できる仕組み作りが重要だと呼びかけた。

 高校3年生による課題研究成果発表では「環境変化に対するメダカの胸ビレの動き(ハタハタ)とストレス指標としての研究」について、平山美晴さんと満井悠里さんが発表した。メダカを保護する上でハタハタが果たす役割に着目し、環境変化とストレスの関連について重ねてきた実験の内容を紹介した。

 赤松衛さんと重本硫有さん、大黒結愛さん、浦川壱心さんは「山の厄介者を海の資源に~竹炭を使った赤潮対策~」をテーマに発表。竹害と赤潮を同時に解決する方法を模索する中で竹炭によるプランクトンの凝集作用に着目し、回収トラップを試作して検証した。発表の中で、その結果と新たな課題を紹介した。

 各発表後には、研究の手法や関心を持った分野を巡り、会場との質疑応答が交わされた。

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