熊本城二の丸広場(熊本市中央区二の丸)・中心市街地で3月26日・27日の2日間、「九州がっ祭2022」が開かれる。
音楽と踊り、装飾で地域文化や郷土の祭りを表現する同イベント。2007(平成19)年に始まり、今年で16回目。コロナの影響で一昨年・昨年は動画配信するオンライン開催だったが、今年は対面式で通常開催する。九州各地から40の祭りのほか、計60団体約1500人が出演。観客動員は延べ7万人を予定している。
イベントは「つながろう九州。こころ一つに」をスローガンに掲げ、県内の大学生が主体となり、商店街、行政、企業が協力して行う。祭りがきっかけとなり、落ち込んだ地域経済の活性化を促進するのが狙い。各会場は、演舞を行う「動」と装飾を行う「静」から成る。
今年の学生実行委員会総括を務める熊本大学3年の山田真大さんは「今年も九州がっ祭を開催することでき、とてもうれしい。運営側、踊り子、観客全員が目を輝かせて心の底から楽しめる祭りをつくりたい。コロナの影響で対面による人とのコミュニケーションが不足する今だからこそ、『祭りは人を笑顔にする。祭りは人を元気にする』という思いを胸に頑張りたい」と話す。
開催時間は、26日=11時~17時、27日=10時~18時。観覧無料。