熊本・東区に6月14日、「とまとラーメン専門店 red(レッド)-熊本浜線店」(熊本市東区画図町、TEL、096-200-5337)がオープンした。店舗面積は約40坪で、カウンター13席、テーブル席18席、座敷席22席を用意する。
2020年5月、1号店を東バイパス沿いにオープンした同店。宮崎出身の店主、瀬戸山さんが、「熊本にトマトラーメンの魅力を広めたい」とコロナ禍の中、オープンして2年がたった。「トマトラーメンが熊本で受け入れられるか最初は不安だったが、たくさんの常連とお客さまに支えていただいた。アドバイスや意見をメニューやサービスに取り入れるなどして、一緒に店を育ててもらった」と話す。2号店オープンも常連客の声に背中を押され出店を決めたという。
メニューは、鶏ガラスープとオーガニックトマトのトマトソースを合わせたスープと、豆乳やウコンを練り込んだ特製ちぢれ麺を使った「とまとラーメン」(800円)。ナスやチーズ、煮卵やネギ、チャーシューなど約20種類のトッピングをそろえ、自分好みのラーメンにアレンジもできる。残ったスープにご飯を入れ、リゾットとして食べる「リゾット飯」(165円)や「チーズリゾット」(165円)のご飯メニューは、ほとんどの客がラーメンと一緒に注文するという。
他にも、「濃厚魚介とまとラーメン」(900円)、「激辛とまとラーメン」(900円)、トマトが苦手な客向けに、「ゴマ塩白湯麺」(800円)やトマトスープをベースにした「スパイスカレー」(880円)も用意。全てのラーメンで大盛や半ラーメンにも変更できる。子ども向けのキッズラーメン(440円)や半ラーメンとご飯、デザートが付いたレディースセット(880円)、大学生以下限定の学割セット(660円)は、ラーメンにご飯か替え玉が付いてデザートが追加で選べるなど、世代に合わせたメニューをそろえる。
瀬戸山さんは「『また食べたい』と思ってもらえるよう、麺の硬さやラーメンの量、トッピングなどを自分好みでアレンジできるようメニューを工夫している。学割メニューは、自分自身が学生時代スポーツに打ち込んでいた経験から、成長期の学生におなかいっぱい食べてほしいとの思いで始めた。幅広い世代のお客さまから、地域で愛される店づくりをしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時。月曜定休。