熊本のITベンチャー「フラッグス」(熊本市中央区南熊本3)が8月13日、ウェブサービス「食のグランプリショップ」の運用を始めた。
サービスは、まずジャンルごとに数種類準備されたセットを購入。その中からおいしいと思った商品に1位から3位まで順位をつける。購入時のメールに記載される投票用アドレスまたは商品に同梱されているQRコードにアクセスし、合計得点が一番高かった商品がグランプリとなる。全国各地にある商品を多くの人に知ってもらうため、コロナ禍での事業者の販路拡大、特産品PRを目的にサービスを立ち上げた。
商品選びで最初に注目したのが「レトルトカレー」。「日本人の米離れを止めるため、日本独自に発展したレトルトカレーと米を組み合わせることで応援できないか」と考えたという。そのほか、そのほか、袋ラーメンも販売する。
松江慎太郎社長は「購入した後も楽しみながら投票できる参加型のサイト。エンターテインメント性を取り入れた新しいサービス。これからもさまざまな商品を通じて、多くの人に伝えていければ」と話す。