サクラマチクマモト（熊本市中央区花畑町）で10月1日、アートイベント「ハレコレ HALLE-COLLECTION」が始まった。

会場の様子

　プロからアマチュアまで、熊本にゆかりのある表現者たちが展示販売するアート展。表現者にとっての「晴れ」の舞台で、気軽にアートに触れられる場「HALLE（ハレ）」（ドイツ語でホールの意味）を創ることを目指し、2020年にスタートした祭典だという。

　今年は過去最多となる41人のアーティストが出展。うち初参加は10人。海外で活躍するアーティストも登場。作品は、書道、小物雑貨、絵画、イラスト、写真、フラワータペストリーなど多岐にわたる。実演やライブ制作などのワークショップを不定期で開き、アートを気軽に楽しめる機会を創出する。そのほか創立60周年を迎える県立第二高校美術科の生徒の作品60点ほどの特別展示もある。

　ハレコレ実行委員会広報担当の高野正通さんは「今年は新しい作家も加わり、未来のアート界をけん引する可能性を秘めた高校生の出品も実現した。作る人と見る人が自然に集い、言葉を交わし、たくさんの発見や感動が生まれる空間づくりに力を入れた。自分の感性に触れる作品に出合えると思うので、気軽に足を運んでほしい」と呼びかける。

　開催時間は10時～20時（11日のみ17時まで）。入場無料。今月11日まで。