新市街の「レフ熊本 by ベッセルホテルズ」（熊本市中央区新市街）の朝食ビュッフェで残った食材を使った「もったいないモン弁当」が連日売り切れる人気を博している。

「もったいないモン弁当」コーナーや朝食会場の様子

　2019年12月にオープンした同ホテルのコンセプトは「THE BATH」。日本庭園を眺める露天風呂付き大浴場を備え、「火と水の国　熊本の朝ごはん」をテーマに、熊本ならではの多彩な料理や食材をビュッフェ形式の朝食を提供している。

　朝食には熊本県産あか牛の肉で作ったパティと好みの具を選んで作るハンバーガーや、七輪で焼いて食べる天草産の魚の干物、熊本県産米と熊本地鶏・天草大王を使ったかゆ、だご汁、からし蓮根、高菜飯、いきなり団子、阿蘇の牛乳・飲むヨーグルトなどを用意。これらの食を通じて熊本の魅力の発信し地産地消にも貢献する取り組みが徐々に広がり、一般客の利用も増えているという。

　このビュッフェで残った食材をパックに詰めて販売するのが「もったいないモン弁当」。内容は日替わりで、弁当（300円）のほか、赤牛ハンバーガー（150円）、ドレッシング付きのサラダ（100円）、太平燕（50円）、パン2個（50円）など、リーズナブルな価格で販売。連日売り切れが続いている。

　副支配人の佐方さんは「もったいないモン弁当は朝食の食材を『捨ててしまうのはもったいない』という気持ちから作った弁当。毎日売り切れ続出の人気弁当なので、早目に買い求めてほしい。気に入っていただけたら、朝食バイキングも利用もいただれば」と話す。

　朝食ビュッフェの会場は2階のラウンジで、6時～9時30分。一般客の利用は、大人＝1,300円、6～12歳＝700円、5歳以下無料。
　「もったいないモン弁当」は10時30分～14時、同会場で販売。