台湾・高雄市の観光や文化を紹介するパネル展が1月10日、「蔦屋書店熊本三年坂」(熊本市中央区安政町)で始まった。
熊本市は2017(平成29)年1月11日、同市と友好交流協定を締結。世界的な半導体メーカー「台湾積体電路製造(TSMC)」の菊陽町進出もあり、関心が高まる台湾への理解を深め、友好機運醸成を図るのが狙い。
会場には5枚のパネルを展示。パネルには衛武営国家芸術文化センターをはじめ、ツーリズム、カルチャー、グルメ、テクノロジーをイメージした写真やイラストが描かれており、観光や文化を発信している。台湾発のセレクトショップ「神農生活」のポップアップストアも同時展開。台湾の食品や雑貨約400種類を販売する。
熊本市国際課の田端歩さんは「台湾・高雄市と友好交流協定を締結してから5周年を迎えた。展示会場には台湾の情報や特産品が多数そろっている。コロナ禍で気軽に海外旅行に行けないなか、少しでも旅行気分を味わってほしい。熊本で暮らす台湾の方の交流の場の創出にもなれば」と話す。
開催時間は10時~22時。2月9日まで。