熊本・大津町の「道の駅大津」(大津町引水、TEL 096-294-1600)に「オートバイ神社」が設置されて1月7日で2カ月がたった。
大津町は国内唯一であるホンダの二輪工場やHSR九州といったレース場があり、オートバイの聖地といわれる阿蘇の玄関口であることから多くの二輪客が訪れる。肥後おおづ観光協会は「ゲートウェイタウンOZU」と銘打ち、昨年11月から二輪を看板商品としたまちづくりに取り組んでいる。その一環で、道の駅大津にオートバイ神社を設置したという。
オートバイ神社は、ツーリングの拠点として地域活性化に貢献することなどを目的として、日本二輪車文化協会が認定しているもの。同所は県内初、国内19カ所目となる。祠(ほこら)のそばには、同町に工場を構える本田技研工業から無償貸与されているバイク「CB1300 SUPER FOUR」を置き、ライダーのみならず道の駅を訪れた人の目を楽しませている。
お守り(1,100円~)と絵馬(550円)は道の駅大津内で販売。ユニークなバイクおみくじ(200円)も用意しており、今後はガチャガチャの設置も検討しているという。
同協会の山田桂士さんは「大津町にはホンダの工場やサーキットなどがあり、以前から二輪車との縁が深い地域。昨今のバイクブームもあり、バイク振興で町の活性化につながればと期待している。阿蘇へ行く途中、交通安全祈願に立ち寄ってほしい」と呼びかける。
道の駅大津の営業時間は9時~18時。元日のみ休業。神社参拝は常時可能。