熊本・銀杏中通りに「カレー屋あちょ 麦芽(モルツ)の館店」(熊本市中央区花畑町)がオープンして1月12日で1カ月がたった。
「カレーが大好き」という店主の蠣原昭生さん。他所にないカレーを作りたいと豚足カレーを考案した。豚足はネギ、ニンニク、唐辛子、ローリエなどと2日間じっくり煮込む。トロトロに溶けた豚足とゆで汁、独自にスパイスを調合したルーで仕上げた「豚骨カレー」(880円)は、「コクのある濃厚な味で、コラーゲンたっぷり」だという。
カレーに添える米は阿蘇の農家から直接仕入れる。「おいしいものをおなかいっぱい食べてほしい」と蠣原さんは話す。
「カレー屋あちょ」は2005(平成17)年、黒髪に当初の店を出店。移転を繰り返し、今回、同所に出店した。今回店名に付けた「麦芽の館」は、蠣原さんの父がビアホールを営んでいたことに由来する。カレーを食べながらビールを楽しんでほしいとの思いから、生ビール(550円)を提供する。
蠣原さんは「豚足がのっているのかと想像される方もいると思うが、溶けてなくなるまでトロトロに煮込んでいる。夜間のみの営業なので、仕事終わりや、お酒を飲んだ後の締めに利用してもらえたら」と話す。
営業時間は18時~翌2時(カレーが売り切れ次第終了)。日曜・祝日定休。