「みんなが活(い)きるKUMAMOTO ~hagukumu × local community~」が3月11日、「蔦屋書店 熊本三年坂」(熊本市中央区安政町)で開催される。
「みんなが活きるKUMAMOTO ~hagukumu × local community~」
4月2日の「世界自閉症啓発デー」に先駆け、熊本市内の障がい福祉サービス事業所(児童発達支援、放課後等デイサービス、就労移行支援、自立生活訓練、就労継続支援A型・B型)計12事業所が療育や就労に向けた障がい福祉サービスについて、多くの人に周知することを目的に開く。
イベントは2部で構成。1部は障がい福祉サービス事業所による、就労事例と障がい福祉サービスの紹介。2部は「精神科医から見る地域医療と福祉」について、漫画家・森本梢子さんの実姉で漫画「研修医なな子」のモデルである、熊本心身医療クリニック泉薫子理事長が講演。会場では、障がい福祉サービスの合同相談会を随時行う。
主催するニューコ・ワン(安政町)ディーキャリア熊本オフィスの村上美穂さんは「普段目にすることの少ない障がい福祉サービス事業所で利用者がどんな活動をしているのか、一般企業で働く、障がいのある方がどんな仕事をしているのかを紹介する。イベントを通して、人生を支えるための医療や福祉サービスが地域にあることを広く知ってもらい、障がいの有無にかかわらず誰もが共に暮らしやすい地域のあり方を考える機会にしてもらえれば」と話す。
開催時間は11時~17時。講演会は14時30分~16時30分。参加無料。