台湾チャーター便運航のウエルカムイベントが3月24日、熊本・下通で開催された。
熊本市は2017(平成29)年1月11日、台湾市と友好交流協定を締結。世界的な半導体メーカー「台湾積体電路製造(TSMC)」の菊陽町進出もあり、台湾への関心が高まっている。台湾経済界とのビジネス交流拡大を図るため、樺島郁夫熊本県知事、大西一史熊本市長、熊本県商工会議所の久我彰登会頭をはじめとする訪問団が1月に台湾を訪問。その訪問をきっかけに今月23日~26日の4日間、台湾からのチャーター便が運航し、双方で約180人の観光客が行き来した。
今回のイベントは、熊本と台湾の友好機運醸成を図るのが狙い。台湾の観光地を掲出したパネル展示、台湾の代表的な飲み物の試飲、台湾の伝統出来な演舞の映像上映など、台湾のことを広く知ってもらう企画を準備。当日は会場に来た関係者や通行人らに台湾について知ってもらう機会となった。
熊本市中心商店街等連合協議会の猪毛尾彰宏会長は「熊本県内で盛り上がっている台湾との関係をさらに飛躍させ、中心市街地に足を運んでもらえるようにしていきたい。多くの熊本市民に台湾のことを知ってもらい、さらに機運を向上させていきたい」と意気込みを見せる。