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「7才の交通安全マップ」 こくみん共済 coop熊本推進本部が熊本市へ贈呈

贈呈されたマップをもつ遠藤教育長、天野会長、園田本部長

贈呈されたマップをもつ遠藤教育長、天野会長、園田本部長

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 こくみん共済 coop 熊本推進本部(熊本市中央区本荘5)が3月24日、「7才の交通安全マップ」を熊本市へ無償提供した。

贈呈式の様子

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 小学校に入り行動範囲が広がる7歳児は、大人よりも目線が低く、充分に注意力が育まれていないため、他の年齢に比べて交通事故が多いという。同社は子どもたちを交通事故から守るため、2019年1月から「7才の交通安全プロジェクト」に取り組み、2020年9月、金沢大学と共同で同マップを共同開発した。間違い探しやクイズ形式を取り入れ、楽しく交通安全ルールを学んでもらうのが目的。2021年1月からはウェブでも一般公開している。

 贈呈式では、熊本地区労働者福祉協議会の天野寿久会長と同社園田海舟本部長が遠藤洋路教育長に同マップ2700枚、マップが裏に記載されている家庭用漫画チラシ7200枚を贈呈。

 天野会長は「労働組合の組織として中心市街地や江津湖の清掃など地域活動を行ってきたが、今回は福祉活動の一環として子どものために何かできればと思いマップを提供した。楽しい授業の中で学びながら啓発につながれば」と期待を込めた。園田本部長は「金沢大学との共同開発でマップが完成した。マップを使って意識の醸成を図るとともに、地域全体で子どもを守っていく環境をさらに作っていきたい」と意気込みを見せる。

 遠藤教育長は「小学校入学という大きな転換期に大事な教材を頂いてうれしい。ICT対応など、いろいろな要素が組み込まれているので積極的に活用していきたい。これからも地域全体で子どもを育てる環境を作っていければ」と話した。

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