熊本・天草市の天草市民センターで「天草走郎(はしろう)ロゲイニング」が3月25日、開催された。主催は「くまもっと旅スポコミッション」、運営はLocal Gain(熊本市東区沼山津 2)。
ロゲイニングは、紙の地図とGPSアプリを使って、チェックポイントで写真を撮ってポイントを獲得し、制限時間内に獲得できたポイントを競うもの。観光とスポーツを併せ持つ新しいスポーツとして近年注目されている。
歩いたり走ったりして参加する「ラン&ウオーク」は3時間と6時間の2部門、自転車で参加する「サイクル」は6時間の部門のみ。それぞれ、ソロ、チーム、ファミリー、レディースの4種類に分かれて競った。参加者は約110人。
宮崎県からラン&ウオーク6時間ファミリーの部に参加した新盛美雪さんは「知らないことを知ることができたので満足。千原台高校の自転車部の部員が参加して盛り上げてくれて楽しかった。振る舞いの弁当もおいしかった。手土産のかまぼこもうれしい」と話していた。
Local Gain副社長の佐藤雄一郎さんは「ロゲイニングが地域おこしに効果的なアイテムだと確信した。探検スポーツで楽しみながら天草を知ってほしい」と話す。