自助力を育てる防災イベント「防災パーク」が4月16日、「熊本地震の日」に花畑広場(熊本市中央区花畑町7)で開催される。
主催は熊本市。「熊本地震の教訓を次世代へ伝承し、自助力を育てる」ことを目的に、2016(平成28)年4月16日に発生した熊本地震と同日に開く。
「あの日の教訓を次世代につなぐ」をテーマに、「市長と若者たちとのトークセッション」、熊本地震からの復旧・復興や熊本市の取り組みを写真とデータで紹介する「震災復興パネル展」、「熊本地震の記憶」をみんなで考える熊本シティエフエムの公開収録など「熊本地震の教訓を生かすためのこれから」について考える。
会場では、防災ウオークラリーや安全スモークを使った段ボール迷路、ワークショップなど「遊び」を通して防災の知識を学べる「防災ヒーロー入団試験」や、自助力をつけるための「ペット防災教室」、防災や自然災害の仕組みを科学的に学べる「防災エンスショー」、防災グッズ展示や販売など、幅広い世代が防災を身近に学べるプログラムを用意。10時からは、その場で誰でも参加できる「シェイクアウト訓練(一斉防災行動訓練)」も行う。
熊本市危機管理防災部防災計画課の池田佳代さんは「熊本地震のことを思い出し、あの日の教訓を未来に生かすため、今できることを考えるきっかけにしてもらえれば。日々の防災意識の向上に役立つ企画を用意しているので、家族や友人を誘って一緒に来場いただければ」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場無料。