熊本市中心商店街のサンロード新市街（熊本市中央区新市街）で1月8日、「防災フェア」が開催される。

会場

　主催は熊本市の防災に関わる団体で構成される熊本市防災関係機関連絡協議会。例年は年1回、同協議会会員や自主防災クラブ向けの防災に関する講演会を行っていたが、広く市民にも防災に関心を持ってほしいと初めて一般向けの防災イベントを開く。

　会場では、気象台による竜巻や雲の発生実験体験、熊本市消防局によるLive119の紹介、九州電力送配電による災害時における充電機の紹介、海上保安部の制服試着体験、自衛隊の装備着装体験のほか、自然災害のパネルや救助活動写真の展示など計15団体が出展する。

　展示コーナーを回って集めるスタンプラリーも同時開催。全ての展示コーナーを回った人先着100人に「もしもの時のための備蓄品」を進呈する。

　同協議会事務局で危機管理防災総室の緒方達磨さんは「協議会にはさまざまな防災のスペシャリストがそろっているので、親子でも参加できる市民向けの防災イベントを開きたいと思った。人通りが多く、雨天の心配がないサンロード新市街で実施するので気軽に足を運んでほしい。いつどこで起こるか分からない自然災害に備えて、自分たちに何ができるかを家族で考えてもらえるきっかけになれば」と参加を呼びかける。

　開催時間は11時～16時。入場無料。