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くまもと森都心プラザで「熊本市防災シンポジウム」 災害に強いまちの実現を

シンポジウムのチラシ

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「熊本市防災シンポジウム」が10月20日、くまもと森都心プラザ(熊本市西区春日1)で開催される。

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 熊本市は2016(平成28)年の熊本地震の経験と教訓から、市民が安心して暮らすことができる「真に強いまち」の実現を目的とした「熊本市防災基本条例」を制定し、10月1日に施行。今回のシンポジウムは、これからの防災に必要な視点や目指すべき方向性について広く考える機会を設けるのが目的。

 基調講演は、「これからの防災対策に求められること」をテーマに、跡見学園女子大学の鍵屋一教授が講師を務める。パネルディスカッションは「熊本市の防災力向上に向けて」をテーマに、熊本県立大学総合管理学部の澤田道夫学部長、危機管理教育研究所の国崎信江代表、減災と男女共同参画研修推進センターの浅野幸子共同代表、大西一史市長と基調講演を行う鍵屋さんを交えた5人。コーディネーターはNPO法人「ソナエトコ」の水野直樹理事長が行う。

 水野理事長は「熊本地震から時間が経過し、備えに関する市民の意識は少し弱くなってきているように感じる。災害はいつ起こるか分からないからこそ、日頃からの準備が大事。さまざまなパネリストの話を聞くことで、防災に関する知識を深めてもらえれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は18時30分~20時20分。事前申込制。

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