益城町復興まちづくりセンター「にじいろ」(益城町宮園)で6月27日、「お茶とお菓子でおしゃべり会」が開かれる。
主催は熊本県健康づくり推進課で、熊本県がん連携サポートセンターと行う熊本県がん相談機能発展事業の一環。同センターは、がんに関するさまざまな相談・心の悩みで県民の誰でも無料で利用できる「がんの相談窓口」。がんを抱えながら、その人らしい生活や治療の選択ができるよう寄り添う。
さまざまな会場で実施しており、今回は益城町で2回目の開催。今回の会でも、がんの経験者(ピアサポーター)が、がん患者やその家族の相談に対応。1回の相談時間は40分で秘密厳守。「がんと診断されたときの不安な気持ちを聞いてほしい」「他の人はどんな体験をしたのか教えてほしい」「家族として、どう接すればいいのか」などの悩みが多いという。
そのほか、資生堂ジャパン(東京都港区)による外見ケア、「お茶の冨澤」(益城町小谷)によるお茶の提供も行い、誰でも参加ができる内容となっている。
同センターの永原真紀さんは「家族や友人にも、なかなか相談できないような内容も気軽に聞いてほしい。経験者だからこそできるアドバイスもあり、今回はお茶やお菓子も用意し、外見ケアもあるので、誰でも気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~15時。参加無料。