チーズケーキ専門店「Nigo cheesecake(ニゴチーズケーキ)」(熊本市中央区西阿弥陀寺町)が熊本・西阿弥陀寺町にオープンして、8月1日で1カ月を迎えた。
同店は、熊本・坪井のレストラン「if(イフ)」の姉妹店として開店。「レストランで提供しているチーズケーキが好評で、お客さまからの後押しもあり、チーズケーキ専門店を出すことになった」と店長の浦川堅さんは話す。
店名の「Nigo」はシェフの年齢が25歳であることに由来する。25歳のシェフと、22歳の浦川さんを中心に、在籍する10名のスタッフ全員が20代前半。「若い世代の力で、革新的なことをやりたいとの思いで、店の立ち上げから意見を出し合いながらやってきた」という。
同店が入る2階建ての建物は、築130年を超え、熊本市歴史的風致形成建造物にもなっている。熊本地震で被災したがリノベーションされ、現在は宿泊施設と同店を含めた複数の飲食店が営業している。
フードメニューは、出店のきっかけになったバスクチーズケーキのみ。「中はレアのような柔らかさで、表面を高温で焼き上げる」という。ノーマルのほか、チョコ、アールグレイ、抹茶(以上600円)を用意する。
浦川さんは「熊本には先人たちが築いてきた文化と歴史、街がある。それを大事にしながら、若い力と感性で新しいものを作っていきたい」と話す。
営業時間は12時~19時。水曜定休。