「バイオ市民公開講座」が9月2日、くまもと森都心プラザ(熊本市西区春日1)で開催される。
主催する「バイオテクノロジー研究推進会」は、バイオテクノロジーを身近に感じてもらうため、スポーツ、健康、食などをテーマに毎年1回公開講座を行っている。コロナ禍で中止が続いたが、今回は4年ぶり、35回目の開催となる。
演題は「花や緑のある暮らし」で、講師は熊本市花とみどり協働課副課長の永野康裕さん。市は昨年「第38回全国都市緑化くまもとフェア」を開催し、今年は「くまもと花博2023」を10月28日~11月26日に予定する。今回の講座を「くまもと花博」へのプロローグに位置付け、バイオテクノロジー分野を考えるとともにイベントへの周知につなげたいという。
熊本市は「くまもと花博」を通し、自然とのふれ合いを通じて花緑を体感、学んでもらうとともに、市民協働による継続的な花と緑のまちづくり構想「NEO GREEN PROJECT」に取り組んでいる。
永野さんは「この講座を通し、熊本市がどのような取り組みを行っているか知ってもらいたい。花や緑に興味をもって花博に足を運んでもらうきっかけになれば」と話す。
開催時間は13時30分~15時。定員80人。事前申込制で、今月31日まで受け付ける。