「WEDNESDAY(ウェンズデー)コーヒーとドーナツ」(熊本市中央区出水8)が熊本・出水にオープンして、9月5日で2カ月を迎えた。
店主の益見英典さんは、アパレルで15年間働いた後、コーヒー好きが高じてコーヒー専門店に転職。7年ほどバリスタや焙煎(ばいせん)士として勤務し、独立を考えていた時期に、同物件に出合い出店を決めたという。
「大きな通りから少し入った住宅街で、周辺にフラっと立ち寄れるような店がなかったのも、ここに決めた理由の一つ」と益見さんは話す。
主力メニューはコーヒーとドーナツ。「コーヒーに合う『何か』を考えていたとき、自宅で作ったドーナツを食べる子どもたちの笑顔を見て『これだ』と思った」と振り返る。自宅で作っていたレシピをベースに改良を重ねながら、メニュー開発したという。
現在、ドーナツは30種類ほどがあり、その中から12種類ほどを店頭に並べる。ドーナツに使う材料は、「可能な限り体にいいものを選ぶ」という。九州産小麦粉ときび糖を使い生地を作り、揚げ油には大豆油を使う。「今後は県産の旬の食材を取り入れながら、季節の商品を加えていく」という。
益見さんは「コーヒーもドーナツも特別なものではなく、日常にあるもの。水曜日の意味の『WEDNESDAY』は、週の半ばに一息ついてもらいたいとの思いで店名にした。特別な日ではなく、日常の中でホッとする時間のお供にしてもらえたら」と話す。
営業時間は8時~17時。ドーナツの販売は9時30分~。