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高校生による「花の甲子園」 九州南大会で熊本高校が優勝 全国大会へ

優勝した若紫チーム

優勝した若紫チーム

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 高校生が華道日本一を競う高校華道コンクール「Ikenobo 花の甲子園」の熊本南地区大会が9月2日、熊本城ホール(熊本市中央区桜町)で開催され、熊本高校(中央区新大江1)が優勝した。

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 花の甲子園は、一般財団法人池坊華道会(京都市中京区)が主催する高校華道コンクール。コロナ禍の影響でリモートでの開催が続いたが、4年ぶりに対面で開催。全国14カ所で開かれる地区大会に計約130チームが出場する。九州南地区大会には、熊本高校、済々黌高校、東海大付属熊本星翔高校、武岡台高校、鹿児島女子高校の5校が出場。

 コンクールでは高校生3人が1チームとなり、「伝統」をテーマに制作した作品を発表。生け込み時間30分の後、3分で作品を解説。大会が指定した花材と1チーム1種類の持ち込み花材を使用。花ばさみをバトンとし、リレー形式で1つの作品を完成する。構成力、技術力、表現力のほか、チームワーク、パフォーマンスなどの観点から審査が行われた。

 優勝した熊本高校の若紫チームは、志賀おと和さん、林茉莉花さん、水田莉央さんの3人から成る。持ち込み花材はガーベラを使った。リーダーの志賀さんは「いつも通り自分たちらしく生けることができた。学校の伝統を受け継ぎながら全国大会でも自分たちらしく花を生けたい」と意気込む。

 同校は11月12日、京都市内で開催される全国大会に出場する。

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