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熊本・九品寺に「麺や楽笑」 行列店が物件都合で移転、倍の広さに

麺や楽笑・店主の谷村大輔さん(中)とスタッフ

麺や楽笑・店主の谷村大輔さん(中)とスタッフ

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 「麺や楽笑(らくしょう)」(熊本市中央区九品寺3)が熊本・九品寺に移転オープンして、9月10日で1カ月がたった。

麺や楽笑、店舗とつけ麺

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 同所から徒歩5分程度の場所で、10年ほど前から営業していた同店。「開店した当初はほとんどお客さまもなく、自分で手作りしたチラシをポスティングして回っていた」と店主の谷村大輔さんは振り返る。

 看板メニューはつけ麺(並盛900円)。つけ汁は、鶏ガラをベースに3種類の魚介を加え、総重量75キロのほどの材料を8時間煮込んで毎日仕込むという「濃厚魚介スープ」。つけ汁に合わせて東京から取り寄せる麺は、「太くてコシが強く、のど越しが良いのが特徴」という。

 口コミで徐々に客が増え、移転前には毎日行列ができるまでになっていたが、店舗が入っていた建物が取り壊されることにより移転を迫られた。「常連となってくれていた近隣のお客さまを大切にしたいという気持ちと、自分が生まれ育ったこの地域に貢献したい気持ちから、『移転先は近くで』と決めていた」という。テナントから次々と店子が出ていくなか、物件を探し続け、徒歩圏内の同所に出合い移転を決めた。

 谷村さんは「以前の店に比べると倍の広さと席数になった。以前は屋外に並んで待ってもらっていたのが申し訳なかったが、今は店内に待合席も設けることができた。お客さまに喜んでもらえるつけ麺を作り続け、地域に愛される店になっていきたい」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=18時~20時50分。日曜定休。水曜はランチ営業のみ。

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