熊本市東区に8月、バレエスタジオ「キャンディ」(熊本市東区東野2、TEL 080-3991-0724)がオープンした。
講師の本多真佑子さんは、6歳でバレエを始め、高校卒業後にバレエシャンブルウエスト(東京都)に入団。5年間のプロ生活を経て、地元熊本で講師となった。
スタジオには、教室を開くことが長年の目標だったという本多さんのこだわりが込められている。スタジオ内には学習スペースが設け、お迎えの時間まで宿題をする生徒が使えるようにした。本多さん自身、勉強との両立が大変だった経験から設けた。
床は「バレエ床」になっており、角材や板を組み合わせたものを敷いているため、衝撃を吸収し、けがのリスクを減らす造りになっている。
レッスンプログラムは10種類。大人が1曲分を踊る「Vaクラス」や2歳までの子どもと母が音楽に合わせてバレエに触れ合う「ママ・ベビークラス」など。料金は6,000円からで、クラスやコースによって変わる。
嘉島町民会館で11月20日、文化庁戦略的芸術文化創造推進事業としてバレエシャンブルウエストの公演があり、本多さんも出演する。
「自分の経験を生かして、熊本の子どもたちにも本物のバレエに触れてほしい。実際に劇場に足を運んでプロの生の踊りを見てほしい」と本多さん。
「プロになりたいと思う子を育てることが目標だが、『バレエは敷居が高い』と思われがちなところを無くしていきたい。趣味で始めたい人も気軽に来てほしい」とも。
9月末までは入会金1万円を半額にするほか、バレエシューズを進呈。見学や体験レッスンも受け付けており、電話かインスタグラムのダイレクトメッセージでの事前予約が必要。