ワッフル専門店「FUNNY STORY(ファニーストーリー)」(熊本市中央区手取本町、TEL 070-4460-8189)が熊本・手取本町にオープンして、1月8日で1カ月がたった。
店主の石川陽子さんはイベント会場などでたこ焼き店を営んでいたが、コロナ禍でイベントなくなり大きな打撃を受けた。今後の展望に悩んでいたとき、熊本市の「新型コロナウイルス感染症緊急空き店舗対策事業費補助金」事業を知り、実店舗の出店を決めたという。「少しでも店のことを知ってほしい」と、オープン前から娘の彩菜さんと一緒にクラウドファンディングで協力も呼びかけた。
以前は雑貨店として使われていた5坪ほどの小さな店舗物件を改装し、白を基調に明るくポップなイメージに仕上げた。店内は、カウンター5席と立って飲食ができるスタンドスペースを設けた。カウンターにはコンセントとUSBポートを設置し、「学校帰りや街歩きの途中などに、スイーツを食べながらスマートフォンの充電ができる場所としても利用してもらえたら」と話す。
看板メニューは、香港ローカルスイーツのエッグワッフル。注文を受けてから焼くワッフルは、「焼きたてはパリパリの食感で、時間がたつとモッチリとした食感に変わる」という。エッグワッフルは「イチゴ」「バナナ」「ミックスベリー」(以上650円)の3種類。「子どもでも完食できるサイズがあれば」という客の声を受け、ハーフサイズ(500円)も用意する。
陽子さんは「学校帰りや街歩きの途中に、フラッと立ち寄ってもらえるような店を目指している。エッグワッフルを食べに来てもらうのはもちろん、おしゃべりできる場所としてコーヒー一杯だけでも気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は11時~19時。