「西区アグリ魚魚(ギョギョ)キッズ~収穫・販売体験~」が3月17日、西区役所近くの畑と西区フェスタ会場で開催された。
主催は、まちづくりビジョンの一つとして「農水産業を生かしたまちづくり」を掲げている熊本市西区。安全安心でおいしい地元農水産物をアピールするとともに、地域資源を生かした農水産業体験活動を支援することで地域活性化を図る。
同事業は、年間で水産業体験、農業体験、収穫・販売体験の計3回を企画。第3弾となる今回は「収穫・販売」体験を実施。11月に実施した農業体験に参加した市内の小学生1~6年生計8人が参加。西区役所近くの畑で、地元で農業を営む清田賢治さんたちから指導を受けミニトマトとキャベツを収穫。その後、熊本駅近くの河川敷で開催する「西区フェスタ」で、収穫したキャベツ100個を販売した。
企画を担当した同区総務企画課の中川祐介さんは「年間を通し西区は農水産物が豊富にある。今回は雨の中での開催となったが、子どもたちが楽しんでくれて良かった。食べるだけでなく、販売することで農業の楽しさと大変さを感じてもらえたのでは。来年につなげていきたい」と話す。