熊本・中央区に9月13日、ギョーザを中心に提供する飲食店「熊本餃子楼(ぎょうざろう)」(熊本市中央区中央街、TEL 096-342-5226)がオープンした。
スパイス料理やパフェが中心の飲食店「Fam oriental bistro cafe」が業態変更した同店。店主の病気やコロナの影響を機に経営方針を転換した。店長でシェフの有働貴史さんが過去に世界各地で料理を学ぶ中、出合ったギョーザの感動が忘れられず、その「ギョーザ愛」を皮切りに再出発することになった。
店内は明るく、赤いちょうちんを飾る。「独自ルートで肉を仕入れ、自店で理想のサイズにミンチ。スパイス使いで餡(あん)に特徴を持たせている」という。ギョーザは3種類を用意。同店名物「和牛と豚の柚子胡椒(ゆずこしょう)餃子~和出汁(わだし)添え~」(500円)は、ギョーザをあっさりとしただしにつけて食べる。「焼き餃子」(190円~)は、塩であっさり食べるのもスタッフの「お勧め」だという。
店主の外池智愛(そといけちえ)さんは「地元熊本の人に愛される居心地の良い店であり続けたい。できる限り熊本の食材や国産の物を使って安心安全にこだわっている。食を通して心も体も充実してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時~23時(まん延防止等重点措置のため、現在は20時まで)。毎月曜定休。以前、店舗で提供していた「Fam oriental bistro cafe」のメニューは、仕出し・デリバリーで継続する。