熊本・福岡・佐賀で住宅販売を手がける「TAKASUGI(タカスギ) 」(熊本市南区流通団地1)が6月1日、KAB住宅展示場(南区田井島1)に「サウナの家」をオープンした。
1998(平成10)年の創業時より、「命を守る家づくり」をテーマにする同社。地震や自然災害に強い家を造るため、免震構造を採用しているのが特徴。今回、命を守るためには「親から子への知識の継承」「健康寿命を延ばす」ことが大事と捉え、「自然と会話が生まれ、健康になれる環境づくり」実現のため、健康を促す設備として「サウナの家」を作ったという。
副社長の畑崎安成さんは「自宅にサウナがあれば、外出の手間が省け、時間の有効活用ができ、メークや着替えの面倒さも気にしなくていい。健康的な習慣づくりが自然とできると思い作った」と話す。
スウェーデンに本社を置く「TYLO(ティーロ)」社の家庭用サウナを採用し、隣には外気浴で体を休めることができるウッドデッキも用意。着衣のままサウナ室でロウリュウ体験ができる。
体験会に参加した熊本市在住の近藤さんは「展示場にサウナ付きの家があると聞いて足を運んだ。思っていたよりも広いスペースでゆっくり体験できた。サウナが好きなのでよく店に通うが、自宅にあれば気軽に入ることができるし、時間や周りに気を遣わなくていいのがうれしい」と話していた。
畑崎さんは「サウナが自宅にあれば家族で一緒に入ることもできる。サウナでのコミュニケーションで、楽しみながら健康習慣を作ってもらいたい。まずはサウナのある安全で健康な暮らしを想像してもらうために、展示場に足を運んでもらえれば」と期待を込める。
営業時間は10時~18時。サウナ室でのロウリュウ体験は1日2組限定で予約制(火曜・水曜を除く)。