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熊本・帯山に「アンクルさかい」 40年前の人気メニュー復活も

uncleさかい・店主の境眞佐之さん夫婦

uncleさかい・店主の境眞佐之さん夫婦

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 オーガニック食堂「uncle(アンクル)さかい」(熊本市中央区帯山8、TEL 096-273-8446)がオープンして2カ月がたった。

uncleさかい・メニューと店舗

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 店主の境眞佐之さんはキャリア約40年の料理人。兄がレストランを経営していたことから、自分も料理人の道に進んだという。兄の店で修業を積み、いくつかの店でシェフとして腕を磨いていく中で、自分の店を持ちたいと考えるようになったという。境さんは「具体的に妻と計画し始めた頃に、新型コロナが流行した。飲食店の営業がままならないほどの状況に一時は出店を断念したが、コロナ禍の終わりが見えててきた昨年、妻とも話し合い出店に向けて動いた」と振り返る。

 「周りを気にせず食事をしてほしい」との思いから、店内は席の間隔を広くとった。席数は、テーブル席5卓、カウンター席5席。アンティーク照明を使うなど、温かみのある雰囲気に仕上げた。「店名は、兄が経営していた『デーブスレストラン』の2号店で、初めてキッチンを任された『アンクルデーブス』から付けた」と話す。

 看板メニューは、デーブスレストラン創業当時から提供していた「ビーフwithライス」。大きくカットした牛肉と、しょうゆをベースに味付けしたライスのシンプルなもの。これを目当てに来る客も多いという。

 料理に使う食材は、可能な限りオーガニックにこだわる。野菜は有機栽培や減農薬の旬の物を全国各地から仕入れる。「一番おいしいと思える状態の野菜を求めて、季節とともに産地を変える」という。オーストラリア産「ナチュラルビーフ」、熊本・牛深の「あまくさ宝牧豚」、徳島の「神山鶏」、ニューカレドニア産エビを使うなど、地域ではなく食材の安心安全にこだわっているという。

 境さんは「オーガニックというと敷居が高いイメージがあるが、安心安全で健康的な食材を使うというだけのこと。お客さまにおいしいと食事を楽しんでもらえたら、それが一番いい。これからもおいしくて体にいい料理を提要し続けたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチタイム=11時~15時、ディナータイム=18時~21時。水曜・第三木曜定休。

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