「HAPPY PARK(ハッピーパーク)」が7月13日・14日の2日間、グランメッセ熊本(益城町福富)で開催された。主催は任意団体「HAPPY PARK プロジェクト」。
同イベントは、子育て中の母親が作るハンドメード作品の発表の場になればと2019年に「マルシェ」としてスタート。4回目の開催となる今回は、2日間で延べ150ブースとキッチンカー18台を目当てに、家族連れなど約1万人が訪れたという。
ブースは、体験とハンドメード、ワークショップ、企業、フードの5種に区分。「台湾屏東県政府」体験ブースでは、数種類ある台湾石の説明を受けたあと、自分で好きな石を選びストラップ作りを行った。「DNS」企業ブースでは、アウトドア商品の展示と、小型鉋(かんな)を使って木を削り箸を作るワークショップを実施。鉋(かんな)の使い方に苦労しながら親子で協力しながら箸を作る参加者も見られた。「ヤマハ有明楽器」企業ブースでは、バイオリンなどの楽器体験を実施。「granmocco_village(グランモッコヴィレッジ)」ワークショップブースでは、赤ちゃんのおんぶ紐(ひも)体験や発酵ランチボックス販売を行った。ハンドメードブースではデニムをリメークした雑貨などオリジナル商品の販売や、アクセサリーを作るワークショップなども行われていた。
ストラップ作りと箸作りに参加した小学3年生の村上友輔さんは「初めての体験でどちらも楽しかった。ストラップはきれいに完成したので、母にプレゼントしたい。箸作りは時間がかかって大変だったけど、いいものができたので早速家で使いたい」と話した。
同団体代表の小田川望さんは「子どもがわくわくするようなブースを用意し、多くの人に体験してもらえるイベントになればと実施した。子どもの新たな挑戦につながれば」と期待を込める。