熊本地震で被災した熊本城の天守閣が復活し、6月28日、内部が公開された。
地上6階・地下1階から成る「大天守」では、地階は現存する遺構を生かした「穴倉」、1階は「加藤時代」、2階は「細川時代」、3階が「近年」、4階が「現代」をテーマとし修理と復元の歴史を展示。1階には縮尺100分の1の「天守軸組模型」を展示するほか、俳優・高良健吾さんのナレーションによる動画も上映。床や柱や天井に熊本県産材の桧を使った6階「展望フロア」からは、熊本市内が一望できる。
公開時間は9時~17時(最終入園は16時30分)。入園料は、高校生以上=500円、小・中学生=200円、未就学児無料。年間入園券(発行日~1年間、有料1,600円)も用意する。
(熊本経済新聞)