サウナ体験イベント「EZUKO SAUNA」が11月23日、グランピング施設「ON THE PARK(オンザパーク)」(熊本市東区神水本町)付近で開催された。湧き水でできた湖と豊かな自然環境がある水前寺江津湖公園を「もっと日常的に魅力ある利用を行う事ですてきに元気にしていく」目的で設立された「くまもと江津湖魅力化推進協議会」と、アウトドアイベントなどを開いている団体「九州天幕部」が共催した。
今回のテーマは「湖のほとりでサウナと自然浴の特別な一日」。緑に囲まれた江津湖で風を感じながら、心身ともにリラックスしてもらうのが狙い。当日は「ヒゴサウナ」「EN°SAUNA」「ODA SAUNA」「マザーネイチャーきらり」のテントサウナ4基のほか、「大和銘木」が軽トラサウナ1台を用意した。2部制で行い、当日はサウナ好き60人が集まった。
参加者は好きなサウナに入り、体を温めた後、湖近くに設置されたスペースで休憩。ハワイ発祥のウオーターアクティビティーで、サーフボードより少し大きいボードの上でパドルをこぐSUP体験を楽しむ参加者もいた。
そのほか、公益社団法人「日本サウナ・スパ協会」(東京都千代田区)のサウナ大使・タナカカツキさんが公認するサウナアンバサダーで、熊本県を拠点に活動するタレントの樫山結さんと一緒にサウナを楽しむ体験も。サウナを備えた温泉施設「湯らっくす」(中央区本荘町)のスタッフが、サウナストーンに水をかけて発生した蒸気をタオルなどで仰ぎ、入浴者に熱風を送る「アウフグース」も行った。
樫山さんは「野外でサウナ体験という非日常を楽しんでもらえたのでは。県外のお客さまも多かったので、次回もさらに参加者が増えれば」と期待を込める。