
ピアノとバイオリンによるダンス劇公演「孤独も深みになるたびに」が3月16日、益城町文化会館(益城町木山)で行われる。
主演は益城町出身のダンサー・葉山悠介さん。演出も手がける。ニューヨークやイスラエルなどでダンスを学び、舞台・映像作品に出演したり、舞台を振り付けたり、講師として活動したりしている。作曲とピアノ演奏は熊本市在住の作曲家・鎌田優紀子さん。バイオリン演奏は柴田恵奈さん。鎌田さんはSONYやJTのPVに音楽を提供したほか、熊本市政令指定都市10周年を記念する音楽を制作した。
今回の公演はダンスと演劇を組み合わせ、テーマは「しゃべらない演劇、歌わないミュージカル」。日常のさまざな動きやしぐさで物語を組み立てるという。葉山さんは「誰しも感じる孤独と向き合い、日常の小さな良いことや奇跡を心に留めて希望を見いだしていく内容」と話す。
公演後は「Each HOPE~それぞれの希望のつくりかた~」と題し、アフタートークを行う。トークショーには葉山さんと鎌田さんのほか、一般社団法人「BRIDGE KUMAMOTO(ブリッジクマモト)」(熊本市)代表理事の佐藤かつあきさんと益城町教育委員会地域おこし協力隊の井下友梨花さんが登壇。熊本地震からの創造的復興を進める益城町で、マイナスをプラスに変えるため、それぞれが今できることを考える。
葉山さんは「ダンスや音楽の解説もある。足を運んでもらえれば」と呼びかける。
13時30分開演。料金(前売り)は4,000円(当日は500円増し、高校生以下無料)。3歳以下入場不可。