玄米おむすび専門店「おむすびクジラ」（TEL096-234-6373)が11月19日、ゆめタウン光の森（菊陽町光の森）にオープンした。ガーデンズ千早（福岡県福岡市）に次いで2店舗目となる。

一つ一つ手で握るおむすびのメニューと「おむすびクジラ」店舗の様子

　一つ一つ手で握るおむすびは、「塩むすび」（130円）のほか、「高菜」（150円）、「田舎梅」（170円）、「鶏ごぼう」（190円）、「塩さば」（210円）など全部で16種類。味噌（みそ）玉（各160円）6種類も販売している。

　SDGｓの観点からフードロスゼロを目指し、できるだけ注文を受けてから握るスタイルで提供。形が崩れないようプラスチックのケースに入れ、持ち帰っても崩れずに食べることができる。

　店主の富永康太さんは「コロナ禍で飲食業・食品販売業のあり方が変わってきた。テークアウトやデリバリーにも対応できるおむすび事業をしようと思った。接触時間を最短に抑えつつ、できたてのおむすびを提供していきたい」と話す。

　店内には8席のイートインスペースもあり、購入後、その場で食べることができる。「ゆくゆくは味噌玉をその場でお湯を入れてみそ汁として提供し、おむすびと一緒に食べてもらいたい」と富永さん。

　富永さんは「玄米は食生活の乱れの改善も見込めることから、ダイエットにも適している。店を通して、玄米を『ブーム』ではなく『習慣』にしてほしい。そして世界に『おにぎり』という文化を広げていきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は10時～21時30分。