熊本市中央区にある白川公園（熊本市中央区草葉町5）で11月20日・21日、熊本に流れる白川の水をテーマにしたイベント「白川 WATER FESTA（ウオーターフェスタ） Vol.0」が開催された。

水がテーマのトークイベントや音楽フェス、出店した店舗の様子

　「熊本の水をはじめとした資源や環境など、日頃から当たり前にあるものをイベントを通じて身近に感じ再発見してもらい、それぞれが自らできることを考えてもらうきっかけや後押しになれば」という思いをイベントに込め、キャッチコピーは「水からはじまり自らはじまる」とした。

　今回、キックオフイベントとして「Vol.0」開催となった経緯については、「今すぐやれることから始め、小さなつながりから活動を広げて行こう」という考えからで、今後も年2回程度の定期的な開催を予定する。

　イベント内容は、水のトークイベントだけではなく、白川公園の自然をバックにした音楽フェス、カレーやサンドイッチなどの飲食出店、リサイクルを目的としたフリーマーケット「リサイクルパークマーケット」も同時開催。学生証を提示すると野菜や米などを配布する学生向けの食糧支援も行った。

　イベントをプロデュースしたスマイリー原島さんは「白川の水をテーマに音楽を取り入れたイベントを考えた。よくある音楽フェスのようなものではなく自然や環境と音楽が調和した内容にした」と言い、「今回のイベントでの気付きや感じたことを、これからも継続的に考えていってほしい」と話す。