熊本市南区の浄行寺(熊本市南区川尻1)で12月4日、「ライトスケープ・キャラバン」「川尻お寺deフェスタ・スピンオフ」が開催される。
主催は、熊本市都市デザイン課と実行委員会。「川尻お寺deフェスタ」は地域のイベントで、毎年春に開催されるが、そのスピンオフイベントの位置付けで初めて開く。
今回の取り組みは、同課の夜間景観実証実験「ライトスケープ・キャラバン」の一環で第3弾。第1弾は11月20日、「寂心さんの樟(くすのき)」(北区北迫町)で、第2弾は同26日、水前寺成趣園参道かいわい(中央区水前寺公園)で開催。3週続けての開催で、今年最後となる。
公民連携で魅力ある照明演出の実験を行うことで、新たな地域の活動を呼び起こしてもらうのが狙い。今回は「川尻お寺deフェスタ」と連携することで、寺のライトアップに合わせ、カレーとクラフトビールの出店も行う。カレーの出店は、「香辛道カレー」「こもく商店」「マガリカレー」の3店。クラフトビールは「熊本クラフトビール」が出店する。
浄行寺の盛智照(もりちしょう)さんは「普段は見ることができないきらびやかな夜景を眺めることができる。少し寒いかもしれないが、こだわりのカレーとクラフトビールで楽しんでほしい。川尻に足を運ぶきっかけになれば」と話す。
開催時間は17時~20時。同時開催「川尻お寺deフェスタ・スピンオフ」は、15時~20時。