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熊本で「水辺を活かしたシンポジウム」 にぎわいづくりを考える

大甲橋から見た白川

大甲橋から見た白川

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 熊本城ホール(熊本市中央区桜町3)で2月12日、「水辺を活(い)かした賑(にぎ)わいづくりシンポジウム」が開催される。

白川夜市の様子

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 主催は国土交通省九州整備局。4月23日・24日に同会場で開催予定の「第4回アジア・太平洋水サミット」の一環。「持続可能な発展のための水」がメインテーマとなる水サミットと同様、水をテーマに今回は「水辺を生かしたにぎわいづくり」について考える。

 第1部は熊本大学大学院・自然科学研究科の星野裕司さんによる「白川『緑の区間』」における取り組みについての基調講演。第2部は「水辺を活用したにぎわいづくりの可能性」について、コーディネーターと5人のパネリストによるパネルディスカッション。コーディネーターは熊本大学・熊本創生推進機構の田中尚人さんが務める。パネリストは、基調講演を行う星野さん、中心市街地で商売をする南良輔さんとジェイソン・モーガンさん。行政からは、熊本市中央区長の星子和徳さん、九州地方整備局河川部河川環境課長の上村雅文さん。

 「白川『緑の区間』」では、これまで「白川夜市」の実施、水辺を利用したバーベキューや清掃活動など、行政・地域・店が協力して取り組みを進めてきた。そこから見えてきた課題や可能性も今回のシンポジウムで紹介する。

 国土交通省九州整備局河川環境課の上村雅文さんは「新型コロナウイルス感染症予防対策をしっかりと行い実施する。全国には水辺を生かした取り組みが多数ある。白川は中心市街地の近くを流れており、市民にとっても身近な存在となっている。白川夜市も少しずつ定着し、多くの人が訪れるようになった。さらに市民に親しまれる場所となるよう、今回のシンポジウムを通して一人一人が水の恵みについて考えるきっかけとなれば」と期待を込める。

 開催時間は13時30分~。参加無料。

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